多くの社員を抱える東京パワーテクノロジーには、
様々なバックグラウンドを持つ人がいます。
元は別の会社で働き、磨いてきたスキルを持ってキャリア入社してきた社員たちもその1人。
そこで今回は、全く異なる経歴を持ち、それぞれの強みを活かしながら活躍する3人を集め、
入社から今まで、それぞれの目で見て肌で感じてきたことについて語ってもらいました。
他社で働いた経験があるからこそわかる、東京パワーテクノロジーのリアルな姿。
その中には、社員一人ひとりの夢と活躍を支える組織の誇りが感じられました。
member
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戸田 寛康
2018年4月入社
土木建築事業部
建築エンジニアリンググループ前職では施工管理を担当し、東京パワーテクノロジー入社後も施工管理業務に従事。その後、設計業務へとフィールドを移し、現在は一級建築士の資格取得に挑戦中。
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髙橋 和暉
2018年5月入社
土木建築事業部
前職はシステムエンジニア。工業高校時代に学んだことを活かしたいと思い入社。現在はエンジニアとしての経験を活かしつつ部内のDX化推進も担う。
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早坂 俊亮
2024年5月入社
環境事業部
環境ソリューションセンター
環境アセスメントグループ前職は建設コンサルタントとして環境調査を経験。大学院時代に研究に没頭した生活も役立ち、会社として前例がなかったとある環境調査を成し遂げるなど活躍している。
Topic 1
3人それぞれの転職の決め手

早坂
環境調査
現在は環境アセスメントグループで、海域環境調査をメインに業務に取り組んでいます。具体的には、火力発電所の運転に伴って排出される温排水が海の生物に対して影響を与えていないかどうかを現地調査していく仕事です。
前職でも、海に関係する調査・設計の建設コンサルタントとして埋立地や防波堤建設などの公共事業に伴う海域の環境調査をしていたのですが、それ以外にも港湾構造物の設計、橋梁の点検など業務の幅が広く、自分が好きな生き物に関連する環境調査をキャリアの軸にしたいという思いが強まったことが転職のきっかけでした。
東京パワーテクノロジーは海だけではなく陸の生物の環境調査等も実施しており、自分が志した環境調査のスペシャリストとしてより深いキャリアを築けると感じたことが、選んだ決め手です。

髙橋
施工管理
私は施工管理に加えて、システムエンジニアだった前職の経験を活かしながら設備点検の効率化検討やDX推進業務、社内で発生したツール開発等を行っています。
元々は高校・大学と土木建築の勉強をしていたのですが、就職の際に別の世界も見てみたいと思いシステムエンジニアになりました。転職のきっかけは、やはり自分が学んできたことを活かしたいと思うようになったことと、ちょうどそのタイミングで東京パワーテクノロジーに在籍していた友人に声を掛けてもらったことですね。

戸田
設計
私も東京パワーテクノロジーで働いていた大学時代の友人がきっかけでした。
前職ではゼネコンで施工管理をしていました。東京パワーテクノロジーにも施工管理として入社しましたが、その後、希望を聞き入れてもらい、現在の設計業務を担当することになりました。
一般的なキャリア入社は、その人のスキルや経験を活かしてキャリアアップという側面が強いと思いますが、東京パワーテクノロジーは私が施工管理から設計に業務を変えたように、希望することで別の仕事にトライすることもできる環境です。その点は非常に感謝しています。

Topic 2
可能性を伸ばしてくれる環境

髙橋
施工管理
私も戸田さんのように、自分の希望で業務の幅が広がった経験があります。
最初、施工管理をやらせてもらっていましたが、「データ整理が得意なのでそういう仕事をやりたい」と上司に相談したところ任せてもらえるようになりました。
例えば、点検の際に発見されるひび割れ1つでも、長さや幅などたくさんの情報があります。それらをまとめてどのような傾向があるのかを整理・分析していく仕事があるのですが、自分が分析したデータを元に作った資料でお客さんが「分かりやすくなった」と喜んでくれた時は大きなやりがいを感じました。

戸田
設計
想像よりもやりたいことに挑戦できる環境ですよね。
もちろんできないことを要望してもダメですが、「こうするともっと自分の力が活かせるんじゃないか」という前向きな発信をすると、事業の方向と合致さえしていれば希望するポジションや業務に携わらせてくれる印象が強いです。

髙橋
施工管理
そうですね。他にもより効率的に業務が遂行できるよう、前職での経験やスキルを活かしながらグループ内のDXを推進しています。
業界特有なのかあまりICT技術やDX化に詳しい方が多くないこともあり、自分の経験やスキルを重宝していただいている気がします。

早坂
環境調査
高橋さんは先ほどツール開発業務もしていると仰っていましたが、本来の土木建築事業部の業務内容ではないですよね?

髙橋
施工管理
そうですね。ツール開発業務の受注は、商品化するための検討材料の1つとしてプロトタイプを開発しました。

戸田
設計
確かに土木建築事業部の仕事ではないですね。引き合いがあったのですか?


髙橋
施工管理
私自身も経緯はきちんと把握していませんが、飲みの場で上司がたまたま「こういうツール作りたい」という話を聞いてきて、それが前職でシステムエンジニアだった私のところまで下りてきた感じです。

早坂
環境調査
スキルのそんな活かされ方があるのですね。

髙橋
施工管理
上司のおかげだと思っています。可能性さえあれば、それぞれが活躍できる場所や前向きに仕事に取り組める場所を用意してくれる環境です。
戸田さんが施工管理から設計に業務を変えたのは、どういう経緯だったのでしょうか?

戸田
設計
元から将来的には設計業務をやりたいと思っていました。しかし以前の会社はかなり忙しかったこともあり、このままここで働いていたら一級建築士の資格の勉強もしないだろうなと不安になりました。そのため、まずは受験できる環境に身を置こうというのが転職するときの狙いの1つでした。友人からライフワークバランスが取りやすい環境であることは聞いていたので、資格取得のための勉強時間を作りやすい環境に自分を置いて、甘えをなくそうと思いました。

早坂
環境調査
時間もですが、資格取得に対する会社の制度も手厚いですからね。

戸田
設計
そうですね。各事業部ごとに、業務上有効な資格の受験料や必要な教材、講習会の費用などに予算を組んでくれていますね。
また、私の上司は「来週模試があるので今週は業務量をセーブしたいです」というような相談も聞き入れてくれています。資格取得に向けて背中を押してくれるような環境があるのはありがたいですね。

Topic 3
転職して苦労したこと

早坂
環境調査
苦労したというほどのことではありませんが、求められる安全管理のレベルが遥かに高かったことは前職からの大きな違いでした。調査をするにあたってお客様から「ここの安全管理はどうするのですか?」と説明を求められることもあり、「発電所で現場仕事をする上では作業時のリスクや防止策を常に考えていかないといけない」と意識を改めました。

戸田
設計
そうですね。命に関わることでもあるため、安全管理については会社としても社員1人ひとりの意識としても徹底されていると感じます。


早坂
環境調査
大変だったのは、とある島で行ったサンゴの調査ですね。私自身にも社内にもサンゴ調査の実績がなかったため、ノウハウが全くない状態から全て自分で考えて調査しなければならず、非常に苦労した記憶があります。

髙橋
施工管理
サンゴの調査というのは何をするのでしょうか?

早坂
環境調査
付近にある発電施設がサンゴに影響を与えないかを調査します。とはいえ、サンゴについてほとんど何も知らない状態だったため、まずサンゴの生態を知るために専門書を読み、サンゴ調査の実績がある協力会社さんや地元でサンゴの保全活動をしている方々に話を聞き、サンゴの知識を身につけていくところから始めました。

戸田
設計
自分で勉強するにしてもかなりハードルが高いですよね。

早坂
環境調査
大学院でも研究漬けの日々を送っていたので性には合っていたと思いますが、休みの日まで家でサンゴについて勉強しました。
ですが、勉強の甲斐もあってか、無事に報告書の提出までやり遂げることができたのでよかったです。今年もサンゴの調査は継続することになり、引き続き担当を務めるので、昨年度の実績を生かして頑張っていきたいですね。

Topic 4
東京パワーテクノロジーはどんな会社?

髙橋
施工管理
今まで働いてきて自分が見てきたなかでは、それぞれが活躍できたり、スキルや知識を活かせるような環境を整えてくれる会社という印象は大きいですね。
働く環境で言えば、成果を求めてギラギラしているような人よりも、伸び伸びとのんびりやっていくようなスタイルの人のほうが働きやすいのかなと感じています。

早坂
環境調査
そうですね。事業部は違いますが、先輩後輩、上司部下を含めて人間関係がとてもいいので、困ったことがあれば相談しやすい環境でもあると思います。

戸田
設計
2人に同感です。どちらがいい悪いではないですが、個人プレーというよりも必ずチームプレーで仕事を進める会社ですよね。

髙橋
施工管理
もちろん、何でも適当に進めていいというわけではありません。ただ、万が一何かあったときは上司がしっかり責任を持ってくれるからこそ、メンバーも安心して、自信を持ってチャレンジすることができます。

戸田
設計
周りの人から意見をもらえるような場もあるし、みんなで1つの目標に向かいながら仕事をしている実感がありますね。

髙橋
施工管理
特にキャリア入社の方であれば、自分の目標等、目指すものがある程度明確な状態で「やってやるぞ」と入社してくる方もいると思いますが、気負い過ぎることなく働いてもらえると職場の雰囲気と馴染んでいくのも早いのではないかなと思います。


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