増子 隆則
土木建築の施工管理
土木建築事業部/土木エンジニアリンググループ 2004年|土木科
プロフィール
原子力発電所を中心に、土木構造物の施工管理や点検・補修工事を担当。現場の安全と品質を守り、確かな技術でインフラの安定運用を支える。洋上風力など新たなエネルギー分野にも挑戦中。資格取得を目指し、後進育成にも力を注いでいる。
入社からのキャリア
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2004
入社1年目〜
本社 工務本部 土木グループ (現:土木建築事業部)
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2005
入社2年目〜
福島第二原子力事業所 駐在 東京電力出向
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2007
入社2年目〜
福島第一原子力事業所 駐在
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2008
入社5年目〜
柏崎刈羽原子力事業所 駐在 中越沖震災復旧工事
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2010
入社5年目〜
柏崎刈羽原子力事業所 異動
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2012
入社8年目〜
鹿島火力駐在 震災復旧 建設工事
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2013
入社9年目〜
柏崎刈羽原子力事業所 異動
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2017
入社13年目〜
東通事務所 駐在
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2022
入社18年目〜
本社 土木建築事業部 土木エンジニアリンググループ
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2023
入社19年目〜
横須賀火力駐在
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2024
入社20年目〜
柏崎刈羽原子力事業所 駐在
土木からの出発。原点は “現場で働く楽しさ”
東京パワーテクノロジーを志望した理由を教えてください。
就職氷河期の時代に社会へ出た自分にとって、「どんな現場でも通用する技術を身につけたい」という気持ちが強くありました。土木科を専攻していたこともあり、構造物の仕組みや重機操作など、実践的な現場仕事に惹かれていました。そんな中で出会ったのが、原子力・火力・水力発電所の発電インフラを支える東京パワーテクノロジーの仕事です。設備を動かすための配管・機械・構造物――それらが安全に動く仕組みを現場でつくる。そのスケールの大きさに惹かれました。いま振り返れば、“手を動かして社会に貢献する”という軸は、学生時代から変わっていませんね。

原子力設備の安全を守る、土木設備工事の責任者として
現在はどんな業務を担当されていますか?
現在は、発電所内の土木設備工事や保守――設備の構築、既設構造物の点検・補修などの施工管理を担当しています。現場の安全や工程、品質を総合的にマネジメントするのが私の役割です。近年は、テロ対策設備や新規事業にも携わる機会が増えています。特に注力しているのは、洋上風力発電の分野。国内ではまだ実例が少ない分野ですが、これまで各発電所で培ってきた施工・保守のノウハウを生かして取り組んでいます。海上では風が一定して強く、発電効率が高い一方で、設備のメンテナンスには大きな課題があります。20年、30年後も安定的に稼働できる仕組みをどうつくるか。現場から未来の発電を支える――その挑戦が、今のやりがいです。

初めて任された現場で感じた、“一人で現場を動かす”責任
印象に残っている出来事を教えてください。
印象に残っているのは、初めて担当した変電所の防音壁工事です。設備から発生する「ブーン」という電気の音が、周囲の住民にとって大きな問題になっていました。そこで私たちは、4〜5メートルの支柱を4メートル間隔で立て、その間に防音パネルを組み込む工事を3か月かけて実施しました。現場には多くの職人さんが携わり、作業の進行を統率する先輩社員の姿に大きな感銘を受けたことを覚えています。のちに自分が同じように現場を任され、見積もりから施工、完了報告まで一連の業務をやり遂げたときには、大きな成長を感じました。工事はチームで進めるものですが、その中心に立ち責任を持つ――それがこの仕事の醍醐味です。

総合力のある技術集団として、部門を越えて支え合う
働く人の魅力について教えてください
東京パワーテクノロジーの魅力は、電気・機械・土木・建築といった多様な技術分野が社内にそろっていることです。たとえば自分の担当する工事が終わっても、その後の電気設備の取り付けや制御系統の調整など、他部署と連携して完結する。部署の垣根を越えて支え合いながら、一つの発電所を守っていく実感があります。また、現場ごとに環境や課題が違うため、他分野の知見を学ぶことで、より柔軟な判断ができるようになります。単に「土木の仕事」「機械の仕事」ではなく、“総合メンテナンス”の視点で社会インフラを支えること。それが東京パワーテクノロジーで働く誇りです。

1日のスケジュール
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8:00
出社・安全確認ミーティング
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8:30
現場点検・作業準備
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9:00
各職種との打合せ・工事進行確認
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12:00
昼食・休憩
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13:00
現場指示・安全巡回
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15:00
進捗確認・工程調整
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16:30
書類作成・翌日の準備
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17:00
退社
次の世代へ、技術を残す。メンテナンスのプロフェッショナルとして
今後のキャリアへの思いを聞かせてください
いま目指しているのは、「コンクリート診断士」の資格を取得し、管理技術者として後輩を育成・指導できる存在になることです。高度経済成長期に建設された建物やインフラが、いま全国的に老朽化し、メンテナンス期を迎えています。コンクリートのひび割れや構造の損耗を見抜き、適切な補修計画を立てる――まさに“インフラの医師”のような役割が求められます。資格を持つことで説得力を高め、より多くの現場を支える技術者として成長したい。ものづくりの楽しさと同時に、守る技術の価値を次の世代へ伝えていきたいと思います。
私の使命
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入社時 2011
ものづくりの現場で、自分の技術を社会の力に変える。
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取材時 2025
原子力・火力から再生可能エネルギーまで。発電インフラを支える施工管理の要として、安全と品質を守り続ける。
休日の過ごし方

休日は、年に1〜2回、家族で旅行をしています。小学生の子供達がSNSで見つけた行きたい場所をリストアップし、家族みんなで行き先を決めるのが恒例行事です。日々の仕事から離れ、家族と過ごす時間が何よりのリフレッシュ。現場では安全第一を徹底しているからこそ、オフの時間も安心して笑顔で過ごせるようにしたいと思っています。






