専門性を深める。
新たな分野にチャレンジする。
選択できる環境が整っています。

社員一人ひとりの技術とペースを尊重し、実務に直結する研修制度と、ゼネラリスト・スペシャリスト等多彩なキャリアパスを整えています。社会インフラを支える責任ある仕事だからこそ、学び続け、成長し続けられる環境づくりを大切にしています。
研修制度
実務に根ざした、体系的な研修制度
東京パワーテクノロジーでは、社員一人ひとりが順調にキャリアを高めていけるよう、入社後は入社1年目の「研修期間」を経て、「成長期間」「発展期間」というキャリアステップを設定。それぞれの期間に応じて、充実した人材育成制度をそろえています。
主な研修制度

入社1年目の研修について
階層別研修
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新入社員研修
約1か月にわたる新入社員研修では、座学でのビジネスマナー等の研修にはじまり、足場組み立て実習や発電所見学などを行います。研修の最後に1年間の目標を立てて発表し、各職場へ着任となります。
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尾瀬体験研修
環境保全事業を展開している尾瀬国立公園での体験研修となります。約20kmのトレッキングツアーや山荘支配人による勉強会を行います。
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フォローアップ研修
1年目の最後に実施するフォローアップ研修。4月の新入社員研修で立てた目標を振り返り、2年目につなげてもらいます。
専門研修

部門別専門研修
配属部門ごとに実施される専門研修では、各分野で必要となる知識や技術を実践的に学びます。現場での業務に直結した内容で構成されており、配属後すぐに力を発揮できるよう、実務に即したスキルの習得を目指します。
自己啓発
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通信教育制度
社員の主体的な学びを支援するため、会社指定の通信教育講座を受講できます。修了時には受講料の一部または全額が補助される制度もあり、自身のキャリアや専門性に合わせて、自由にスキルアップを図ることが可能です。
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資格取得支援
業務に関連する資格の取得に向けて、受験費用や教材などの費用を提供し、学習支援制度も整備。対象資格の合格時には報奨金が支給されます。社員一人ひとりのスキル向上を後押しし、専門性を高める環境づくりを進めています。
キャリアパス
一人ひとりが目標にあわせて、
キャリアを築いていける環境を整えています。
東京パワーテクノロジーでは、段階的な育成と適性に応じたキャリア支援を行っています。業務を通じて多様な業務経験を重ね、技術を深めた先には、マネジメントや高度専門職への道も広がっています。
- 化学分析
- 事務
- 非破壊検査(研究業務等)
キャリアパス事例

永野 美里さん
原子力事業部 原子力工事・委託グループ
1999年入社|地球環境科学研究科 卒
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入社1年目~2年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社
原子力事業本部・六ヶ所事業所 環境化学グループ学生時代の感覚を捨て、仕事としての分析に慣れる。
原子力発電所での放射性核種分析に従事し、未導入だった分析法の検討やJAEAとの共同研究を経験。本社での手順書策定にも関与しました。
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入社3年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社
原子力事業本部・原子力技術部 技術開発グループ東京電力との協働を通じて、新しい知見を増やす。
本社技術開発グループへ異動し、原子力発電所の水化学管理に関する業務を担当。従来は外部に委託していた業務を自社で行うべく、東京電力と協働しました。発電所の知識や水化学管理の知見を深める貴重な経験となりました。
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入社4年目~7年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社
原子力事業本部・原子力技術部 技術開発グループ専門性を武器に、活躍のフィールドを拡大。
化学分析の専門性を活かし、低レベル放射性廃棄物の核種分析に従事。未実施だった分析法の導入検討や、JAEAとの共同研究にも携わりました。手順書の制定など本社での業務にも取り組み、入社6~7年目には結婚・資格取得と公私ともに節目の時期となりました。
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入社8年目~11年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社
原子力事業部・原子力技術部 技術開発グループ2度の産休・育休を経て、温かな社風を実感。
入社8年目と10年目に産前・育児休暇を取得。復帰後は時短勤務や看護休暇を活用し、分析業務を継続できました。上司や同僚の温かい支えにより、不安も軽減。女性の多くない職場ながら、思いやりのある風土に何度も救われました。
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入社12年目~13年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社
原子力事業部 原子力復興計画部・化学廃棄物管理グループ福島の事故に伴う分析業務へ。「なんとかしたい」という気持ちで動く。
震災後、福島第一原発の汚染水・処理水の分析業務を担当。2012年からはJAEAとの共同研究で放射性廃棄物の核種分析手法を検討し、翌年に学会発表。「自分も貢献したい」という思いで行動した、強く印象に残る期間でした。
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入社14年目~20年目
所属
東京パワーテクノロジー株式会社
原子力事業部 環境化学グループ東京パワーテクノロジーが発足。高度専門技術者として社内認定される。
入社14年目に3社合併で東京パワーテクノロジーが発足。育児と両立しつつ、核種分析を継続。16年目には「難測定核種の分析測定技術」で高度専門技術者に認定。JAEAとの共同研究も活かし、福島関連の分析を支えました。
キャリアパス事例

尾形 春美さん
環境事業部 復興支援センター 業務グループ
1993年入社|経理科卒
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入社1年目~2年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社・福島第一原子力支社・環境管理センター
→施設管理部 発電運営課少しずつ周囲と打ち解けながら、いまにつながる基本を学ぶ。
1年目は庶務業務、2年目は福島第一原発の消耗品管理を担当。高校卒業直後で不安も多かったですが、同期や先輩との関わりが支えに。仕事の進め方や社会人としての基本を学んだ、成長の土台となる2年間でした。
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入社3年目~11年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社
福島第一原子力支社・総務部 経理課会計のスキルを磨きながら、2人の出産・育児を経験。
経理課で会計業務を担当。知識を活かして教える機会も増え、感謝される喜びを実感しました。入社6年目と7年目に出産し、2人目では1年の育休を取得。子どもの成長と仕事のやりがい、その両方を実感できる職場でした。
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入社12年目~17年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社
福島第一原子力支社・技術部 放射線管理グループコミュニケーションを伴う新業務を、新鮮な気分で楽しむ。
福島第一原子力発電所で登録窓口業務を担当。未知の専門用語や接客対応に戸惑いつつも、新鮮さがやりがいに。育児中だった私にとって、女性社員の多い環境はとても心強く、安心して働けました。
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入社18年目~20年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社
福島第一原子力支社・総務部 総務グループいくつもの不安を乗り越え、子どもに見せ続けた働く母の姿。
工事関係の契約業務を担当。激務と育児の両立に悩みながらも、義母の支えに助けられました。震災後には迷いもありましたが、「働く母の姿を子どもに見せたい」との思いで仕事を続ける決意をしました。
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入社24年目~29年目
所属
東京パワーテクノロジー株式会社
復興支援センター・業務グループかつて習得した経理スキルを活用。夫婦で資格取得にも挑戦。
組織改変で復興支援センターに配属され、業務グループの発足後は報告書作成や請求処理を担当。以前の経理経験を活かせる業務にやりがいを感じました。育児がひと段落したことを機に、夫婦で衛生管理者の資格取得にも挑戦し、2度目の受験で無事に合格することができました。
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入社30年目〜
所属
東京パワーテクノロジー株式会社
復興支援センター・業務グループグループマネージャーとして、教える仕事と丁寧に向き合う。
業務グループのマネージャーに就任。補佐経験はあったものの、実際に就いてみると想像以上に多忙な日々。以前はオンとオフを分けるタイプでしたが、最近はふと仕事のことを思い出すことも(笑)。今後は、自分の業務をこなしながら「教える」ことにも注力し、後進の育成にも力を入れていきたいです。
キャリアパス事例

横森 拓馬さん
技術部 技術センター 検査グループ
2011年入社|融合科学研究科 ナノサイエンス専攻 卒
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入社1年目~5年目
所属
東電環境エンジニアリング株式会社
東京電力ホールディングス株式会社・経営技術戦略研究所 出向震災1か月後の入社。慣れない腐食試験に奮闘。
東日本大震災の直後に入社し、原発事故に関連する金属材料の腐食試験を担当。責任の重さと経験不足に葛藤しながらも、必死に向き合った日々。入社3年目頃には落ち着き、今ではあの期間が自分を最も鍛えてくれたと実感しています。
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入社6年目
所属
東京パワーテクノロジー株式会社
東京電力ホールディングス株式会社・経営技術戦略研究所 出向育休取得をきっかけに、ワークライフバランスを強く意識。
2人目の誕生を機に育休を取得。仕事との両立に迷いもありましたが、家族としっかり向き合えたことで父親としての実感が深まりました。以後、ワークライフバランスを意識した働き方に変化。同じ選択をする後輩も支えていきたいです。
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入社7年目~8年目
所属
東京パワーテクノロジー株式会社
東京電力ホールディングス株式会社・経営技術戦略研究所 出向社内研修の講師に就任。教えながら、教えられる。
蓄積してきた知識を活かし、社内研修の講師に挑戦。伝える難しさに直面しつつも、わかりやすさを意識し工夫を重ねました。研修が活気づき、質問が増えたときの喜びはひとしお。教えることで自身の理解も深まり、大きな学びになりました。
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入社9年目〜
所属
東京パワーテクノロジー株式会社
東京電力ホールディングス株式会社・経営技術戦略研究所 出向「仕事を振る」ことも、大切な仕事だと気づく。
蓄積してきた知識を買われ、他事業部の社内研修講師に。準備や仕事との両立に苦労しつつ、伝える難しさと向き合いました。試行錯誤の末に研修が活気づき、若手からの質問も増加。教えることで自身の理解も深まり、有意義な経験となりました。
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