当たり前の日常のために、
今日を尽くす

4,000万人超が暮らす首都圏。
その暮らしと産業、「当たり前の日常」を支える電力。

私たち東京パワーテクノロジーは、東京電力グループの一員として、
発電所や送電設備の保守・建設を通じ、社会の根幹を守り続けています。

そして今、福島の復興を加速させる最前線にも立ち、
未来に誇れる仕事を、誇りを持って進めています。

発足

1951

尾瀬林業株式会社 発足
(旧社名:尾瀬林業観光株式会社)

1954

東電工業株式会社 発足
(旧社名:東興業株式会社)

1955

東電環境エンジニアリング株式会社 発足
(旧社名:東電フライアッシュ工業株式会社)

設立

2013

東京パワーテクノロジー株式会社 設立
(東電環境エンジニアリング・東電工業・尾瀬林業の三社が経営統合)

東京電力グループでの役割

発電所建設・保守・運転、環境調査・分析などワンストップで行う会社

国内拠点

関東

東京都、神奈川県、千葉県、茨城県、群馬県

東北

青森県、福島県

中部

新潟県

経営理念

私たちは、エネルギーの未来に貢献するため、以下の経営理念を掲げています。

mission

使命

エネルギーの未来を切り拓く

私たちは、福島復興に最大限貢献するとともに、エネルギーが持つその先の可能性を追求し、お客さま一人ひとりの期待を超える価値をお届けします

vision

将来像

世界水準の技術とソリューションを提供しお客さまによろこばれる企業を目指します

value

価値基準

  1. value 01

    安全最優先

    安全はすべてに優先する事業基盤であり、ゆるぎない安全文化を構築します

  2. value 02

    人と技術

    エネルギーインフラを支え、世界最高水準の技術とソリューションを提供する人と技術力を守り育てます

  3. value 03

    変革と挑戦

    時代の変化を自らの変革につなげ、新たな価値創造にチャレンジします

事業フィールド

東京電力グループの「中核企業」として「様々なフィールド」 で
地域と社会の発展に貢献するプラントエンジニアリング会社です。

  • 原子力部門
  • 土木建築部門
  • 火力部門
  • 環境部門
  • 技術部門
  • 保険部門
  • 一般管理部門
  • プラント建設
  • プラント運転
  • プラント保守
  • プラント廃炉・
    廃止・除却
  • ロボット・
    ドローン
  • 分析

原子力部門

プラント建設

柏崎刈羽原子力発電所や日本原燃の原子力施設にて、福島第一原子力発電所における事故の教訓をふまえた安全対策に関する設備の設置工事を行っています。

出典:東京電力ホールディングス

原子力部門

プラント運転

原子力発電所における雑固体廃棄物焼却設備や放射性廃棄物処理設備の運転業務を行っています。安全に運転が継続されていることを監視やパトロールにて確認をしています。

出典:東京電力ホールディングス

原子力部門

プラント保守

原子炉設備やタービン設備など原子力発電所における保守点検や補修工事を行っています。設備の維持を通して、プラントの安全性確保に貢献しています。

出典:東京電力ホールディングス

原子力部門

プラント廃炉・廃止・除却

福島第一原子力発電所原子炉建屋の使用済燃料プールから燃料の取り出し作業を完遂しました(2014年に4号機、2021年に3号機)。2号機においては、燃料取扱設備設置箇所にある事故当時の残置物の撤去工事を実施し、燃料取り出しに向けた作業を行っています。また、廃炉作業に伴い発生したガレキ等の廃棄物は発電所構内に一時保管されています。ドローンを用いて上空から撮影を行い、保管状況を確認しています。

原子力部門

ロボット・ドローン

福島第一原子力発電所の廃炉作業の進捗に応じ、必要な遠隔ロボットの開発を行っています。ベースとなる走行ロボットに、用途に応じアームや集塵装置などを載せることやアーム先端の工具を換えることで様々な作業に対応できるようにしています。このロボットの活用により放射線量が高い場所でも遠隔作業が可能となります。(当社が資本業務提携をしている白山工業との共同開発)

原子力部門

分析

福島第一原子力発電所では、多核種除去設備処理水や原子炉建屋内に溜まっている水など様々な試料を分析しています。また、原子力施設周辺の海水や農作物・海産物の放射能測定も行っています。

  • プラント建設
  • プラント保守
  • プラント廃炉・
    廃止・除却
  • ロボット・
    ドローン
  • 地震防災
  • 太陽光
  • 風力
  • 水力
  • 石炭灰有効活用

土木建築部門

プラント建設

東京電力グループの火力・原子力発電所の設備に関する豊富な知識と技術を活かし、土木建築設備の改良・増強などの工事を行っています。社会インフラとしてのエネルギー事業を支え、豊かな生活の実現に貢献しています。

土木建築部門

プラント保守

東京電力グループの火力・原子力発電所の土木建築設備に関する定期設備点検を継続的に行っています。設備の状態や変化を早期に的確に把握して、補修計画を提案するなど、お客さまの設備の高寿命化と効率的運用に貢献しています。

土木建築部門

プラント廃炉・廃止・除却

東京電力グループ会社の一員として、福島第一原子力発電所の廃炉や火力・原子力発電所の廃止・除却に関する各種調査、修繕・解体工事など、これまでの経験と技術を活かし、最適な設計を提案して、効率的な作業を行っています。

土木建築部門

ロボット・ドローン

火力・原子力・水力発電所等の土木建築設備に関する多様なニーズに対応し、最新鋭のロボット・ドローン技術を開発・活用して、各種設備の点検から取水池、沈砂池の浚渫など、広範囲に亘るメンテナンス業務を下支えしています。

土木建築部門

地震防災

原子力発電所を中心として長年にわたり培ってきた実績と専門的な技術力を活かし、「地震のモニタリング」「耐震安全性の評価」「建物の補強・修繕」「BCP研修・非常備蓄」など、日本中に安心を届ける幅広い地震防災ソリューションを提供します。

土木建築部門

太陽光

太陽光発電所の特別高圧自営送電線や受変電設備を中心に、各種調査、設計、許認可申請手続から施工、安全審査対応まで一連の業務を行っています。自営送電線は数十kmに及ぶものもありますが、安全と品質を確保して工事を実施し、カーボンニュートラルの実現に貢献しています。

土木建築部門

風力

風力発電所の特別高圧自営送電線や受変電設備を中心に、各種調査、設計、許認可申請手続から施工、安全審査対応まで一連の業務を行っています。自営送電線は数十kmに及ぶものもありますが、風車内電気工事も含め、安全と品質を確保して工事を実施し、カーボンニュートラルの実現に貢献しています。

土木建築部門

水力

水力発電所の水圧鉄管、コンクリート暗渠、狭隘な排水管等の内部をロボットにより点検しています。ロボットの活用により、急斜面等の危険箇所への人の立入りを最小限に抑えるなど、安全かつ効率的な作業を実現しています。

土木建築部門

石炭灰有効活用

石炭灰の有効活用に関する経験・技術を活かし、石炭灰を大量に使用したコンクリート材料の開発や消波ブロック等コンクリート二次製品の製造などを行い、カーボンニュートラルとお客さまのコスト低減に貢献しています。

  • プラント建設
  • プラント運転
  • プラント保守
  • プラント廃炉・
    廃止・除却
  • 福島復興
  • 太陽光
  • 風力
  • バイオマス
  • 水力
  • 石炭灰有効活用

火力部門

プラント建設

老朽化した発電プラントを効率の良い最新の設備に造り直すことで、化石燃料資源を有効活用することができます。当社では建設・保守・除却まで長期にわたり、発電プラントの運営と電力の安定供給をサポートいたします。

出典:JERA

火力部門

プラント運転

火力発電プラントの水処理設備および排水処理設備の運転経験をもとにバイオマス・太陽光・非常用発電設備等まで、さまざまな発電設備の運転管理を行い、設備を安定かつ長期使用できるように効率的な運用を担っています。

出典:東京電力ホールディングス

火力部門

プラント保守

稼働中の発電プラントの保守メンテナンス工事を行い、電力の安定供給を支える当社の基幹事業です。主軸は火力発電プラントの保守となりますが、その他さまざまな発電プラントの保守を請け負っています。

出典:JERA

火力部門

プラント廃炉・廃止・除却

役目を終えた発電プラントは解体・除却されますが、廃棄物についても可能な限りリサイクルをします。解体・除却後も新しい発電プラントの建設事業につながる事業です。

火力部門

福島復興

東日本大震災以降、福島地域にはいくつもの産業プラント設備が建設されました。当社も東京電力グループの一翼として、設備の建設や保守点検工事において、福島地域の産業の発展及び雇用の創出に貢献しています。

出典:勿来IGCCパワー合同会社

火力部門

太陽光

SDGsや再生可能エネルギーによる電力の買い取り制度などの社会的背景から、国内で普及が進んでいる事業です。太陽光パネルの低廉化や買い取り制度発足時のパネルの寿命問題もあり、除却・更新の需要が見込める事業です。

火力部門

風力

再生可能エネルギーの中でも洋上風力事業の入札で話題となっているように、国内でも注目されている成長分野の事業です。当社も国内の電源構成の変化に対応すべく新規事業として見据えています。

出典:東京電力リニューアブルパワー

火力部門

バイオマス

再生可能エネルギーの中で、とりわけ安定供給に寄与するバイオマス。また、燃料源となるバイオマスチップについても地域の林業から排出されるものを利用することで、地域の産業発展の一助となる事業です。

火力部門

水力

再生可能エネルギーの中で、安定的でありながら温室効果ガスを排出することのない発電プラントです。地形に合わせた設備の構成となるので、発電プラントの保守については経験と柔軟な対応力を必要とします。

出典:東京電力リニューアブルパワー

火力部門

石炭灰有効活用

国内では環境負荷を抑えた高効率の石炭火力が新規建設・稼働中ですが、排出される石炭灰についても有効活用するためのリサイクル事業を行っています。

  • 福島復興
  • 環境アセスメント
  • 環境緑化
  • 分析
  • 尾瀬

環境部門

福島復興

福島県富岡町に事務所を有し、原子力発電所構外の福島復興関連業務を担務しています。放射線測定・放射線スクリーニング作業や中間貯蔵施設・減容化処理施設等の運営を通じ、社員一丸となり、地域社会と信頼関係の構築を図っています。

環境部門

環境アセスメント

環境アセスメントは、対象事業が周辺の自然環境、地域生活環境などに与える影響について、事業者自らが調査・予測・評価を行うことをいいます。当社はコンサルタントとして、アセスメントを通じて事業計画段階から事業実施までをサポートしています。

環境部門

環境緑化

発電所や変電所、送電線等電力設備の緑地について生物相や環境に配慮した管理を行い、電気の安定供給へ貢献しています。学校・病院・福祉施設等では、緑による癒しを創出しています。また、環境を学ぶ場としての利用や利用者の安全性の向上など、ニーズに合わせた緑地の創出をサポートしています。

環境部門

分析

計量証明機関として、経験豊富な人材と高度な分析機器を備えた施設で、水質分析、廃棄物分析等の環境分析・測定を行っています。また、放射能分析、有害物質分析、作業環境測定に至るまで幅広いニーズに対応しています。

環境部門

尾瀬

尾瀬国立公園での土地・森林の保全や公共施設の管理業務と山小屋の運営により、尾瀬を訪れるすべてのお客さまに安全と楽しさをお届けします。

  • 溶接
  • 非破壊検査
  • 設計

技術部門

溶接

「電気事業法などの法令に関わる発電所の高温・高圧の配管溶接工事」から「一般工事」まで高い技術力と幅広い溶接ニーズに対応しており、溶接のスペシャリストとしての確かなスキルで対応しています。また、「ISO9001」および「民間製品認証(火力)」を取得しており、安全管理審査時の負担軽減など、信頼の品質でお客さまのニーズにお応えしています。

技術部門

非破壊検査

非破壊検査の専門部署として、火力、原子力発電所の設備に最新テクノロジーを積極的に活用し、設備保全に貢献しています。また、発電所での豊かな経験と独自の技術を融合させ、自動化装置(ロボット)や治具・工具を自社開発し、脱炭素発電設備である水力、風力、太陽光なども含め幅広く業務を行っています。

技術部門

設計

発電設備・コージェネレーション設備・プラント付帯設備などの新設・更新・改造の設計を行っています。近年は脱炭素社会に向けて、水素製造設備プラントのE P C 事業で設計に携わっています。設計グループの業務内容としては、3Dレーザースキャナによる計測、3DCADによる作図をはじめ、さまざまな解析ソフトを使用した構造・応力・流体解析など、お客さまへ安全・安心な設備を提供するエンジニアリング設計を行っています。

  • 保険サービス

保険部門

保険サービス

東京電力グループの企業保険代理店として、長年にわたり培ってきた経験、知識、保険技術を活かし、お客さまの経営リスクを最小限に抑える保険ソリューションを提案します。

  • 一般事務

一般管理部門

一般事務

電力の安定供給を支えるための幅広い事業の運営には、技術力以外にも「一般管理」の仕事が欠かせません。事業の運営方針や資金計画の策定、新規事業の開発、働きやすい職場の環境整備など、事業の成長に向けた取り組みや、社員が安心して仕事をするための総合的なサポートをしています。当社では、経営企画・経理・事業開発・総務・労務・人事・契約・法務・広報など様々な活躍の場があります。

私たちの取り組み

私たちは、「エネルギーの未来を拓く」をミッションに、
福島復興に最大限貢献するとともに、新しい領域にも果敢にチャレンジしています。

01

福島復興への最大限の貢献

私たちは東京電力グループの一員としての責任と使命に基づき、福島第一および福島第二原子力発電所の廃炉にかかわる事業を通じて、福島復興へ最大限の貢献をしていきます。

02

カーボンニュートラル実現に
向けた取り組み

火力発電の燃料の転換(水素、アンモニア等)に向けた取り組みや、効率的な炭素吸収源として活用できるグリーンカーボン、ブルーカーボンの検討、またCO2を排出しない原子力発電の安全な活用に向けた安全対策のさらなる強化など様々な取り組みを進め、政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル」宣言に貢献しています。

03

再生可能エネルギー推進により
持続可能な社会の実現へ

東京電力グループの一員として、風力・太陽光などの自然エネルギー発電所の建設工事や水素・バイオマス事業への取り組みを加速させ、カーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。お客さまと社会に信頼される組織づくりと、技術向上に取り組んでいます。

04

日本中に安心を届ける
「地震防災」への取り組み

原子力発電所を中心として長年にわたり培ってきた実績と専門的な技術力を活かし、「地震のモニタリング」「耐震安全性の評価」「建物の補強・修繕」「BCP研修・非常備蓄」など、日本中に安心を届ける幅広い地震防災ソリューションを提供します。

05

豊かな自然を守り
人と自然が共存できる未来へ

緑の効果の活用や将来像を考慮した緑地創造のコンサルティング、施工、管理、モニタリングまで一貫したグリーンマネジメントを行っています。さらに、尾瀬の豊かで美しい自然を次世代に残すべく、木道の整備や山荘の管理・運営など、人と自然が共存するために尾瀬を守り続けています。

環境・エネルギーに
向き合い続けた歴史

私たちは、東電環境エンジニアリング・東電工業・尾瀬林業の三社が経営統合し誕生しました。
発電プラント事業ならびに環境インフラ事業など、
三社が長年にわたり築き上げてきた多様な領域から、
今、未来につながる新しいステージが広がっています。

三社時代

1951-2013

  • 1951

    2月(昭和26年)

    尾瀬林業株式会社 発足
    (旧社名:尾瀬林業観光株式会社)

    環境事業(発電所等の緑化管理・工事・尾瀬の山林・土地管理)

  • 1954

    4月(昭和29年)

    東電工業株式会社 発足
    (旧社名:東興業株式会社)

    発電関連事業(工事・保守)
    エネルギー事業
    その他のサービス(保険)

  • 1955

    11月(昭和30年)

    東電環境エンジニアリング株式会社 発足
    (旧社名:東電フライアッシュ工業株式会社)

    発電関連事業(環境関連施設の運転・保守)
    環境事業(環境調査・分析、廃棄物管理)
    その他のサービス(資機材調達)

  • 2011

    311日(平成23年)

    東日本大震災 発生

東京パワー
テクノロジー

2013-

  • 2013

    7月(平成25年)

    東京パワーテクノロジー株式会社 発足

  • 2014

    7月(平成26年)

    火力事業における外販拡大に向け、プラントソリューション事業部を設置

  • 10

    福島第一原子力発電所構外における福島復興の加速化に向け、福島県に環境事業部復興支援センターを設置

  • 2017

    5月(平成29年)

    福島県双葉郡大熊町に地域の緊急避難施設としても活用できる福島原子力事業所新事務所を開設

  • 11

    地震防災事業に知見を有する白山工業(株)と資本業務提携契約を締結

  • 2020

    9月(令和2年)

    永井酒造株式会社、三条印刷株式会社との3社連携による「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」に参画

  • 10

    新事業領域の開発並びに営業力強化に向け事業開発部を設置

  • 2021

    4月(令和3年)

    川崎リサイクルセンターにて廃太陽光パネルリサイクル事業開始

  • 6

    2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会「8会場のエネルギー安定供給維持に貢献」保守・運営業務を開始

  • 10

    福島県富岡町にTPT福島テクニカルセンター(TFTC)を設置

  • 12

    経済産業副大臣から感謝状を受領(化学分析及び放射能測定業務他)

  • 2022

    3月(令和4年)

    ALPS処理水を含む海水による海洋制生物飼育試験開始

  • 7

    女性活躍推進の取り組みが国の制度によって評価され、えるぼし3段階目(3つ星)を取得

  • 8

    東京電力ホールディングスよりNEDO実証事業16MW水素製造システムに関する設計業務受注

  • 2023

    3月(令和5年)

    TPT環境ビジョン2050制定

  • 7

    東京都より「使用済住宅用太陽光パネルの処理に係る産業廃棄物中間処理業者」に指定

  • 9

    デフ陸上アスリートの第一号を採用

  • 2024

    3月(令和6年)

    所属アスリートに関するアスリートサイトを開設

  • 3

    山梨県と東京電力ホールディングスグループ、サントリー他の企業による官民タッグの国内初P2G事業が稼働。水素製造プラントのEPC(設計、調達、建設)を請け負う

  • 2025

    4月(令和7年)

    尾瀬国立公園内当社山荘・休憩所の施設運営を株式会社星野リゾートへ委託